A、結論から申し上げますと大丈夫です。
というより、すごく良い練習方法です。
このサイトの倒立のコーナーでは足を左右に
開くT字倒立から足を少しずつ
閉じていく練習方法を公開しています。
それを左右に開くか、前後に開くかだけの
違いです。
やり方としては膝を曲げたまま
前後に開いていた足を閉じていき
膝曲げ倒立(詳しくはラビット(足固定)を参照)に
してから膝を伸ばしていくと良いです。
よく思いつきましたね!スゴイ!
Q、倒立より先にラビット倒立を
マスターしました。
この後、足を少しずつ閉じていって
普通の倒立ができるように
なりたいです。
この練習方法で
変な癖はつかないですか?
大丈夫でしょうか?
その4
蹴り足を天に向かって蹴ることで跳ねる、
ということがポイントです。
腕の力で跳ねているんじゃないですよ。
腕はバランスをとることに専念してくださいね。
跳ねた直後にすぐ跳ねる練習(いわゆるラビット)と
跳ねた後、軸を作ってバランスをとる練習、
2つを混ぜて練習していきましょう。
こんな感じですね。
しかしこのひねり下りは壁がないところで前もって
練習しておいたほうが良いかもしれませんね。
一瞬ですが片手で体を支える場面があります。
片手にならないとひねることができないからね。
そういう点では壁に足をつけて上ってきたときの
巻き戻し映像みたいな感じで
安全に下りたほうが確実でしょう。
壁を使ってラビット用倒立の練習
ラビットのコツは
一、肘、肩、腰、膝(軸足)、で安定した軸を作ること
二、蹴り足を蹴って跳ねること(腕の力ではない)
三、軸足と蹴り足の入れ替えをしたときにバランスを崩さない
といったところです。ラビットの跳ねる回数は練習量に比例します。
たくさん練習してたくさん跳ねることができるように
しましょう。
ラビットに慣れてきたら
ラビットを肘で行うエルボーラビット、
片手で行うワンハンドラビット(ステッピン)などの
カッコイイ派生技ができるようになりますよ♪
A、人間だれしも恐怖心があります。
無意識のうちに体の軸がお腹の側に
きているからです。
お腹側ならいざバランスを
崩したときでも着地しやすいですからね。
背中側ですとそちらに
バランスを崩したときに
背中から地面に落ちてしまうかもしれません。
一回跳ねたらその後すぐに
跳ばずに入れ替わった軸足で
バランスをとる練習(一回一回止める練習)が
効果的です。
他の対策としては芝生や砂浜などの
柔らかい場所を使うか、体操マットをひいて
練習すると良いでしょう。
これなら転んでも痛くなりません。
色々と探し回りましたがおそらくこの
BODY MAKERさんの¥15000の
体操マットが一番安いかと思われます。
Q、どうしても1〜2回跳ねただけで
それ以上続きません。どうしたらもっと
連続で跳ねるようになれますか?
よくあるQ&A
ここで一つ注意です!
この練習を終わるときに
そのまま足を地面に下ろそうとして
足を壁にぶつけてケガをしてしまう方が多いです。
壁にもう一度足をつけて上ってきたときの
巻き戻し映像みたいな感じで
安全に下りてくださいね。
最終段階です。
肘の上に肩、肩の上に腰、を載せることができるようになってきたら
次の第二段階です。
第一段階の肘、肩、腰、に今度は膝が加わります。
肘、肩、腰、膝、と四つの部分を下から積み上げていきましょう。
ラビット用倒立の形になりつつあります。
ラビット用倒立
体重をかける部分は
自分のやりやすい部分で良いのですが、
人間が立っているとき足の裏全体に
体重をかけていることと同様、
手の平全体が良いでしょう。
(そんなにこだわらなくてもいいですよ。
自分のやりやすい部分を探すと良いでしょう。)
ラビット用倒立で一番怖いのは背中側にバターン!と
倒れてしまうことですよね。
この下から積み上げていく練習方法なら
1つ1つの力が少ないので調整がしやすいのです。
これなら怖がらずにどこでも練習できるネ♪
初心者にありがちなミスとして、段階を踏まずいきなり
倒立しようとして膝の位置が大幅に
肩、腰より背中側に出てしまい
いわゆるエビゾリ倒立になってしまいます。
最悪そのまま背中側にバターン!と倒れてしまいます。
まず、肘の上に肩を載せる練習です。
地面に手をつき、地面を蹴って両足を浮かせましょう。
肘の上に肩を載せる意識を持ちましょう。
足はなるべく浮かしている時間を
増やせるようジタバタすると良いでしょう。
(ジタバタの感覚は後のラビットの足振りの感覚にも役立ちます。)
地面に着地するときは必ず足の裏から
降りましょう。
(たまに欲張って浮いている時間を稼ごうと
して膝から地面に着地しちゃう人がいます。
気をつけてネ♪)
ラビット用倒立の練習
このように壁にお腹の側を向けて
足で壁を歩いて上りましょう。
最初のうちはできるところまでで結構です。
最終的には肘、肩、腰、膝(軸足)、の軸を
作れるようにしていきましょう。
もちろん、右足も左足も両方やるんですよ。
(軸を作ってしまったほうが楽なんですけどね。
途中経過の方が苦しいです。)
背中側にバターン!と倒れてしまうのが
怖いのでここでは筋力と感覚を養うことのみ専念しましょう。
壁から足を離し、にラビット用倒立の形にしようとすると
背中側にバターン!と倒れてしまう危険が大きいです。
ラビット用倒立をマスターしたら次はいよいよ跳ねる練習です。
跳ねる回数は練習量に比例します。
まずは跳ね方について理解を深めましょう。
一回だけ跳ねる一回ラビットをしましょう。
その3
ラビット用倒立の形を作っていきましょう。
その2
その1
いきなりですがこれがラビットをする倒立、
ラビット用倒立です。
説明の便宜上、各名称を
覚えてネ♪
練習方法
@ラビット倒立で下から順に 肘、肩、腰、膝(軸足)、 の一直線の軸を作ります。 |
Fそして着地した勢いを 殺さずに蹴り足を、 |
||
A蹴り足を天に蹴って、 |
G天に向かって 蹴り上げます。 |
||
B軸足と入れ替える ようにして、 |
H軸足と入れ替える ようにして、 |
||
C跳ねます。 腕の力だけで 跳ねるのではなく、 蹴り足の蹴りで跳ねる 感覚が重要です。 |
I再び跳ねます。 しつこいようですが 腕の力だけで 跳ねるのではなく、 蹴り足の蹴りで跳ねる 感覚が重要です。 |
||
D跳ねていた身体が、 |
J跳ねていた身体が、 |
||
E着地すると同時に 軸足と蹴り足が入れ替わり ました。 再び下から順に 肘、肩、腰、膝(軸足)、 の一直線の軸が 作られます。 |
K着地すると同時に 軸足と蹴り足が入れ替わり ました。 再び下から順に 肘、肩、腰、膝(軸足)、 の一直線の軸が 作られます。 この繰り返しになります。 |
解説
ラビット、日本語に訳すとウサギです。
耳をパタパタ前後に振りながらピョンピョン跳ねるウサギの様に見えるため、この名がついた技です。
ここでは倒立ができない人でもラビットができちゃう練習方法を、紹介します。
怖くもないのですぐにできちゃいます!
倒立したまま跳ねるなんて難しい、なんて思わないでくださいネ♪
すごく理にかなった動きなんです。
倒立より簡単と言っても過言では
ないのです。
ラビット(足振り)